域学連携事業に参画する大学が増えてきたので、一堂に会して発表しようと、2019年に「洲本市×6大学連携シンポジウム」を洲本市文化体育館で開催することにしました。大勢の方々に参加してもらおうと、ポスターやチラシを凝ったものにするため、淡路島アートセンターの「やまぐちくにこ」さんにデザインをお願いしたんです。そしたらやまぐちさん「餅つきしよ!」と言い出して(笑)。たまたま洲本市に来ていた東京都立大学(当時は首都大学東京)の学生と、竹原集落、大森谷集落、塔下集落のおっちゃんおばちゃんを「ついどはん」に無理やり集めて、餅つきしたんです。もち米、杵、臼、蒸し器から味付けまで全部おっちゃんらにお願いして。そしたらこれがメッチャクチャ盛り上がって!おかげでとっても良い表情の写真が撮れて、それをポスター、チラシのデザインに使ったんです。
餅つきのおかげで!?シンポジウムは島内外から約150名が集まる大盛況でした。また、シンポジウムを通して連携大学どうしが繋がり、仲良くなることができました。この日を境に、複数の大学が一緒になって地域に入ったりイベントを開催するようになったんです。域学連携を進化させた餅つきに感謝し、これからも粘り強く、長~くがんばろっと。
餅つきで盛り上がった“洲本市×6大学連携シンポジウム”
ヨッ者ー!|はじめくん
ヨッ者ー!
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洲本市域学連携事業
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