小水力発電物語1/2 竹原が廃村になってたまるか!域学連携事業との出会い

ヨッ者ー!|みーやん

竹原集落も昔は大勢人が住んでたけど、高齢化したり、後継ぎがおらんかったり、ダムに沈んだりしてずいぶん寂しくなってもうた。今は4世帯8人やで、平均年齢75歳や! 限界集落みたいなもんやけど、やっぱりわしらが生まれ育った村はいつまでも残したい、そう思ってる。その一心で仕事を早期退職して、観光農園「あわじ花山水」を手作りでコツコツと作ってオープンしたんや。お客さんが竹原に大勢来てくれたら賑わうし、ひょっとしたら移住しようっちゅう人がおるかもしれん、てな。

2012年、なんかおもろいことできへんかなーと考えとって、地域を流れる清流竹原川の水の流れを使って、水力発電ができないかと思いついてん。んでそのことを相談したんが、役所で新エネルギーを担当しとった「はじめくん」や。彼は水力発電のことを勉強しに龍谷大学が開催しとった「再エネ塾」いうのに通い始めてなあ。そのご縁でなんと!龍谷大学や九州大学の水力発電調査チームが竹原に来てくれるようになったんや。大学の先生や学生と何か一緒に考えたり作ったりするのは、このときが始めてやったかな? 今振り返ってみると、この2校とつながれたことが、洲本市で実施してる「域学連携事業」の原点になったんや。今も続くこの事業の生みの親みたいなもんやで、わしは(笑)

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2021.02.05

小水力発電物語2/2 大学のパワーで小水力発電所が完成!

ヨッ者ー!

みーやん

地域・所属
千草竹原原住/あわじ花山水オーナー
秘めたる思い
洲本市の奥座敷に桃源郷を思わせる花園をつくり、花の島淡路島の観光地の一つにしたい。/アクセス道路の拡幅整備

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  • 竹原小水力発電プロジェクト

    クリーンエネルギー最先端限界集落・竹原

    4世帯8人しか住んでいない竹原集落を賑わしくしたいという地域の強い思いが、龍谷大学、九州大学を引っ張り込み、発電所の設置という形で実を結びました。 清…

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