2013年、龍谷大学、九州大学、再エネ塾の塾生らが大勢来てくれて、竹原川のどこで取水してどこで発電するか、水量と落差とか、発電所設置に必要なことをいろいろ調査してくれたわ。その結果、作った電気を売るほどの大規模な発電所は無理で、集落内で自家消費するくらいの小規模発電所が良いということになってん。いわゆる「小水力発電」ってやつや。
2014年、小水力発電に用いる水を引き込むための水路整備を龍谷大学生と一緒にやったんや。重たいU字溝を担いで山の斜面を登って行って据え付けて、、、大変やったけど、学生の若さはすごいで(笑)
2015年、九州大学が、実際に発電するかどうか試すために実証機を設置してテストを行ってくれて、まあ大丈夫やろうということになってな。その後、龍谷大学と九州大学、地元でリチウムイオンバッテリーの開発をしよるAmaz技術コンサルティングさんと一緒に、小水力発電システムが設置されたんや。
最初はワシの思い付きみたいなところからスタートしたけど、形になったわ! 難しいことでも言い続けるのは大事やなあと実感したわ。