思い出話、去年、洲本のコーナンプロの前で猫を轢きかけました。
とっさに急ブレーキを踏んだので、轢いてはいませんがクラクションを鳴らしても道の真ん中に横たわったまま一向に猫はどいてくれませんでした。
様子がおかしいなと思い車を寄せて見に行くと片目が目やにであかなくなって抱き上げても全く抵抗できないほど弱っていました。
夜中の10時ごろでしたが、近くの動物病院に電話すると診てくれるとのことで、すぐに連れて行きました。目やにの除去と点滴、その他色々あったので、諸々手当てをしてもらいました。
点滴のおかげか次第に暴れるようになり、自分自身で歩き回れるほど元気になりました。
首輪もなく野良猫のようなので最初に拾ったすぐ近くの下鴨神社の境内に逃してやりました。
猫は自分で歩いてすぐにどこかに行きました。
何が言いたいかというと、そもそも僕は犬派ですし野良猫自体は洲本でもしょっちゅう見かけていましたが、こんなに世話を焼いたことはありませんでした。
ですが、その日は猫が元気になるまで必死で付き添っていました。
きっかけは僕が車で轢きそうになったことですが、おそらく道の脇に野良猫がいたくらいでは僕は気にも留めなかったと思います。しかし、その猫は僕の車の行く先にいました。
僕はこれも何かの縁だと思いました。
僕は活動柄よく、なぜ淡路島なのか、なぜ洲本なのかということを聞かれます。
淡路島のいいところ、洲本のいいところいっぱい出てきますが、もっと色々削ぎ落として考えていくと縁であるなと思いました。
もともと、鈴木先生に連れられてよくわからないまま淡路島に来てたまたま僕のやりたいことが役立てれるフィールドがあり、そこでいろんな人に出会い、今となっては切れない縁ができています。
食べ物が美味しいから、海に囲まれている立地がいいから、古民家があるから、色々理由はあるかと思いますが、突き詰めて行くと洲本の人たち、さらにはそこで出会った僕と同じように活動をしに来ていた学生たち、そんなみんなと縁ができたからこそ今も活動を続けています。
PJリーダー髙山の思い出2
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