クリーンな電気を使った音楽イベントを学生たちが開催

ヨッ者ー!|櫻井あかね

「腰いわす~‼」って悲鳴あげながらU字溝を運んだり、「セメント重い~」って言いながら水路の水漏れを補修したり、小水力発電つくるのは思った以上に大変でした。だから、完成したときは感動もひとしお。

小水力発電をつかって千草竹原を元気にしよう!ということで、洲本プロジェクトの学生が3kWhの電力で可能なアイデアをたくさん出しました。その中から生まれたのが「音楽祭」。車が通らない、人も来ないから大きな音で楽器を鳴らせる。これって魅力やね、という発想からはじまり、再エネの電力だけで、エレキギターを鳴らしたりアンプつないだら面白いなって。

洲本につながりのある人に出演してもらって手づくり感を大事にしたかったから、合宿に参加した同級生やバンド組んでる友人、吹奏楽部の知り合い、あちこちに依頼して実現にこぎつけました。

小水力発電システムのお披露目として、2015年3月に春の音楽祭をあわじ花山水で開催。後輩が引き継いで、その年の10月に秋の音楽祭を。水田さんの高校の同級生たちが「え? そんなんやってるの」と聞きにきて、同窓会みたいな雰囲気も良かったなぁ。演奏のうしろで鳥の声が重なったり、風を感じながら歌にかこまれて、とっても気持ちいい時間だったなぁ。水田さんから、また企画してぇな、と依頼あり。誰かせぇへん?

前の記事はこちら!

2021.02.05

小水力発電システムが限界集落をいろんな意味で”あかるく”したわ

次の記事はこちら!

2021.02.05

うちの子最近調子悪いねん、、、

ヨッ者ー!

  • 竹原小水力発電プロジェクト

    クリーンエネルギー最先端限界集落・竹原

    4世帯8人しか住んでいない竹原集落を賑わしくしたいという地域の強い思いが、龍谷大学、九州大学を引っ張り込み、発電所の設置という形で実を結びました。 清…

上にもどる