築100年を超える立派な古民家、今の建物では滅多に見られへん昔の大工さんの職人技や、立派な丸太の梁組、長い年月を経て味の出た木の風合い…。建築学生の僕らにとってはもうとにかく魅力的で、これはやるしかない。
自分たちで調査して、活用方法を考えて、自分たちで手を動かして作り上げる。最初から最後まで学生主体で進めたこのプロジェクトは、たいへんなこともたくさんあったけど、それだけ魂のこもったものになったはず!
職人さんに教えてもらいながら土壁を塗ったり、板張りの壁を作ったりできたのは本当に楽しかったし、いい経験になったなぁ。
「ついどはん」のある五色町は海と夕日がとてもきれいで、田んぼの風景が広がってとってものびのびしてて、魚もお米もおいしくて、とってもいいところ。新しく作ったついどはんのウッドデッキで寝転んだらほんまに風が気持ちよくて、時間の流れがゆっくりになっていい感じ!ここはみんなのお気に入りの場所です。
僕らはこの「ついどはん」に泊まりながら、学生時代はずっと洲本で活動に取り組んできたけど、ここをきっかけに色んな人たちに出会って、たくさん楽しいことして、今ではほんとに洲本を第2の故郷みたいに感じてる。
これからも「ついどはん」を拠点に、洲本の魅力をみんなに伝えていけたらなと思う。