九州大学さんと龍谷大学さんに設置してもらった初代の水車、8年以上経過してずいぶん老朽化してもうてな、発電量が少なくなって、だいぶ調子悪かってん。初代水車設置のときにもお世話になった、関西広域小水力利用推進協議会の事務局長、里中さんに相談してたら、高知県で水車を作ってる「合同会社クールアイランド」の平井さんと一緒に見に来てくれてなあ。いろいろ相談したり、はじめくんがデモ機の実演を池田市まで見に行ってくれたり。
その結果、平井さんのところでお世話になることに決めて、んで更新した水車がコレや! 高性能・超小型ターゴ水車発電機「Cstream-1」! http://cool-island.com/?page_id=125 初代はペルトン式水車で、二代目はターゴ式水車や。水の勢いで回す水車のタイプが違うねん。
水車の設置、電気配線はプロに任せたけど、ヘッドタンクや導水管の設置は、協力隊の子らに手伝ってもらいながら、ワシとみーやんでやったんやで。水車の雨除けのカワイイ傘は、みーやんがドラム缶を加工して作ってくれたんや。
初代水車には無かったヘッドタンクも付けたから、ここに一定量の水が常にキープできるようになって、これまでよりも安定的に発電するはずや。この単管足場を作るのと、ヘッドタンクにフランジ付けるのには苦労したで!
しかも今回はなあ、発電方式をハイブリッド式にしたんや! かっこええ響きやろ? 初代水車で設置済みのリチウムイオンバッテリー蓄電システムへの充電を、二代目水車だけでなく、太陽光パネルからもできるようにしたんや。水量が少ない時期でも安定的に充電するから、年中安心や。
これらの設備更新については、初代水車と同じように、龍谷大学の白石先生にずいぶんお世話になりました。先生、いつもありがとうございます。大事に使って、竹原集落の活性化につなげます。平井さん、里中さんも、ありがとうございました。
さてお次は、ヘッドタンクに流れ込む落ち葉などのゴミを手間をかけずに取り除く方法を研究するぞ!(今はワシが定期的に見に行って、手でゴミを除去しよるから大変なんや) みんな、集まれ!!