【特集論考1/3】淡路島の歴史とトレイル~その過去・現在・未来を探る~(はじめに)

 淡路島は瀬戸内海国立公園の東部に位置し、島の北部は幅約 4km の明石海峡を隔てて岩屋から西南端の灘まで約 60km ある。東は紀淡海峡から西は鳴門海峡にかけて東西約 25km、総面積 595 ㎢にわたって横たわり、佐渡ヶ島に次ぐ日本第二、瀬戸内海最大の島であり、周囲 155km、琵琶湖よりわずかに狭い。
 この淡路島は新生代第三紀以降(約 533 万年前)、西南日本内帯山地が陥没して紀伊水道や鳴門海峡が誕生した際、本州と連絡が絶たれ地塁島および属島の沼島が残存して生じた島である。島の南部をほぼ東西に流れている洲本川、三原川を結ぶ構造谷を境に南北に大きく区別され構造的にも大きな違いを示している。
 淡路島の北部と阪神間を結ぶ明石海峡大橋を渡れば、31 の文化財が日本遺産となった島の玄関口であり、国生み神話の時代を想像させる遺跡群に出会う。明石海峡・紀淡海峡・鳴門海峡の三大海峡が生む豊かな海の幸、里山・里地から生まれた島の豊かな食文化・伝統食、そして人情にあつい人々との出会いが待っている。ここから網の目の様に東西南北に残された古道を探索すると、「歴史を味わう、歴史を学ぶ、歴史を体験する」淡路島ロングトレイル体験が始まる。

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2021.02.11

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2021.02.19

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